Raspberry Pi ZeroでRaspberry OS Liteの初期設定をする
ラズパイでカメラ接続して遊びたかったのでラズパイ Zero を買った。
いろいろ調べるのが面倒だったのでまとめる。
OS のインストール
OS はhttps://www.raspberrypi.org/software/operating-systems/から Raspberry Pi OS Lite をインストールした。
ハッシュ値の確認は次のコマンドで行う。
$ sha256sum <ダウンロードしたzipファイル>
解凍した .img
ファイルではなく zip にハッシュ関数を当てる。
OS の書き込みには Raspberry pi imager が推されているが SD への書き込み権限がうまくいかなかったので手元の PC の標準イメージライタで書き込んだ。
ラズパイでの操作
ID と PASS は初期で ID: pi, PASS: raspberry
になっている。
ログイン後、まずはキーボードの設定をする(日本語キーボードだと以降の設定で記号を打つのがとても面倒)
キーボード配列の設定
$ sudo raspi-config
ある程度の設定はこれでできる。
> localisation options > Keyborad > Genetic 104 key > Other > Japanese で設定した。
無線 LAN への接続
$ sudo iwlist wlan0 scan | grep ESSID
で AP の SSID がでるので使っている AP があるか確認する。
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
以下を追記する。
(パスは面倒なので bash の tab 補完を使うと楽)
network={
ssid="<SSID>"
psk="<key>"
}
再起動すれば自動で AP に接続するようになる。
(多分再起動しなくても # systemctl restart
とかすれば動きそう)
ssh の有効化
これも rapi-config
から設定できる。
> interface options > SSH
アドレスの固定化
/etc/dhcpcd.conf
に追記する。
interface wlan0
static ip_address=<ip address>/<subnet mask>
static routers=<router address>
static domain_name_servers=<DNS address>
DNS は google の 8.8.8.8 とかでいい。
ユーザ名とパスワードの変更
元の pi
を pi
でログインした状態で変更することはできないので、変更するためのユーザを作る。
$ sudo usermod -M tmp
$ sudo gpasswd -a tmp sudo
$ sudo passwd tmp
作った tmp
ユーザでログインして pi
を変更する。
(パスワードは sudo passwd tmp
で設定する)
$ sudo usermod -l <username> pi
$ sudo sudo usermod -d /home/<username> -m <username>
$ sudo groupmod -n <usrname> pi
新しいユーザでログインし、tmp
ユーザを消す。
ついでに新しいユーザのパスワードを変更する。
(変更前は pi
のパスワードが引き継がれる。そもそも pi を改名している)。
$ sudo userdel tmp
sudo passwd <username>
sudo
の警告を消す
個人的にあの >大いなる力~ が好きじゃないので出ないようにする。
/etc/sudoers
に以下を追記する。
Default lecture=never
Default の後の空白は \t
で設定されていたので合わせた。
とりあえずこれで SSH で開発できる(scp
で開発したのを持っていける)ので後はカメラの入荷を待つだけだ。